お金の失敗ワースト3【損失額も記載】

お金を守る

自分がやらかしたお金の失敗ワースト3を発表します。

本日の結論はこちら。

①知識が無ければお金は逃げていく
②お金の失敗で失うものはお金だけではない

自分は資産運用やらなんやらをブログに書いていますが、それまでには色々失敗もしてきました。
中には人生を破壊しかねないものもあります。
是非、自分の経験した失敗を反面教師にしていただければ幸いです。

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1. 自分がしたお金の失敗

項目はこの3つ。

<自分がしたお金の失敗>
第3位 ギャンブル
第2位 必要以上の保険
第1位 ぼったくり金融商品

1.1 第3位 ギャンブル

①麻雀

時期:高校3年生~大学1年生

部活を引退し交友相手が変わったがためにハマってしまいました。
受験勉強の合間に友達の家でやったり、雀荘に行って徹マンしたりもありました。

しかし、友人たちは熟練者。自分は初心者。
その結果、カモられ状態になってしまい、全然勝てず。

損失額:約10万円

②競艇

時期:社会人1年目~転職まで

社会人になって配属決定。
そしたら全く縁も所縁もない土地に一人で飛ばされることに。

で、家の近くにあった競艇場へ行ってみたら面白かったのでハマってしまいました。

しかし、特に知識があるわけでもなく、オッズがいい選手に何となく賭けたり、前のレースで成績が良かった選手に賭けるような適用な予想。
また、予想屋から買ったり。これも全然あてにならない(笑)

その結果、当然勝てず。
転職して引っ越したため、もうやらなくなり終了。

損失額:約10万円

③パチンコ

時期:社会人1年目~結婚くらいまで

これも遊ぶ人がいなくてやり始めてしまったもの。
当時、「パチンコ冬のソナタ」が流行っており、それで当たってしまったのがきっかけでした。
これに関しては転職して友達のいる地域に戻ってきても熱が冷めやらず。

アニメが好きだったので、エヴァンゲリオン、機動戦艦ナデシコとかをやっていた記憶が…。

これに関してはネット等でどんな台が当たる?とかちょっと勉強。
でもそんな浅い知識で勝てるはずはなく。

仕事が忙しくなり、行く時間が無くなっていつの間にかやらなくなりました。

損失額:約30~40万円

ずっと続けていたらかなり損失額は大きくなっていたかも…。

1.2 第2位 必要以上の保険

①貯蓄型保険

時期:社会人5年目~

10年間、月約3万円の貯蓄型保険に入っていました。

貯蓄型保険は割高な投資信託です。
実は、これそのものだけでは、何かあったときに生活を賄えるだけのお金が下りないことがほとんどです。
なので、特約を付けて有事の時に賄える金額が下りるようにする必要があります。

でも、この特約部分は掛捨ての保険です。
つまり、「投資信託+掛捨て保険」になっている、というパターンがほとんどだと思います。

詳しくはこちらを参照ください。

貯蓄型保険は割高な掛捨て保険【分解してみよう】
貯蓄型保険は「無駄なお金が発生しない保険」ではありません。 本日の結論はこちら。 貯蓄型保険は「割高な掛...

損失額:考え方によるのでここでは無

※病気になって保険金が下りたら得になった可能性もあるので

②外貨建て保険

時期:2017年~

これも割高な投資信託です。
購入手数料が大体6%かかります。
しかも為替レートの影響を受けます。

つまり、買った瞬間に確定したマイナスが出て、そこから運用を開始するリスクの高い商品です。

死亡保障がついていますが、返ってくるのは自分が投資した元本そのものが返ってくるだけです。
詳しくはこちら。

外貨建て保険は不要である【真実を解説】
カモネギ① 保険屋さんに「外貨建て保険」を勧められたよ。 掛捨ての生命保険は払ったお金が戻っ...

自分は豪ドル建てを買っており、豪ドルが88円くらいの時に購入しました。
で、つい先日まで豪ドルは78円くらいでした。
現在は84.5円くらいまで回復しましたが、まだちょっとマイナス。

株式投資に乗り換えるタイミングで損切覚悟で売却予定。

損失額:考え方によるのでここでは無

1.3 第1位 ぼったくり金融商品

①ソーシャルレンディング

時期:2017年~

企業が個人投資家を募り、どこかのプロジェクトの資金にするというものです。

メリットは「少額で大きな事業に投資できる」ということ。
これしかないです。
何となく大きなプロジェクトに参加している、という満足感が得られるくらいです。

デメリットは多数あります。

<仕組み的なデメリット>
・運用手数料が高い
・資金が完全に拘束される
・リターンが低い

・運用手数料が高い
→年2~3%(ぼったくりの部類)

・資金が完全に拘束される
→1~2年は引出し不可

・リターンが低い
実例を2つ紹介。

【ロシアルーブル建て】マイクロローン事業者ファンド
販売時表面利回り:12.7%
運用期間:13か月
投資額:10万円
※シミュレーションでは利益10,902円(税引き後)
 結果:利益:1,287円(税引後)
想定の10%程度
東欧金融事業者支援ファンド
販売時表面利回り:10.8%
運用期間:19か月
投資額:10万円
※シミュレーションでは利益13,926円(税引き後)
 結果:利益:540円(税引後)
想定額の4%以下
<業種的部分>
まだ成熟していない業界のため、ぼったくり業社有。

(例)みんなのクレジット
自転車操業で金融庁から業務停止命令。
ナンドーは業務停止命令前に投資してしまっていた。

記事が見つかりませんでした|秋田魁新報電子版

投資額:12万円

結果:返金1.1万円
損失額:10.9万円

総じてデメリットだらけです。
3回で撤退。

②ワンルームマンション投資

時期:2018年~

他の失敗は比にならないダントツの大失敗です。
これが自分のお金の失敗の大半を占めます。

ワンルームマンション投資とは?

マンションの販売会社からワンルームマンションを購入し、オーナーになります。

<簡単な仕組み>
(1)毎月ローンを支払う
(2)購入した部屋を賃貸に出す
(3)家賃収入を得る
→家賃収入‐ローン返済額⁼手取り収入
(4)後はほっておくだけで自動的に定期収入が入る
(5)確定申告により、住民税減、税金還付の節税効果有
<問題点>
(1)販売会社が利益を上乗せしているので、購入額が相場より非常に高い
→買った瞬間にマイナスが確定する
(2)家は段々古くなるので、家賃を下げないと入居者が入らなくなる
(3)家賃収入<ローン返済額で、毎月赤字になっていく
(4)節税効果が大きいのは最初の数年のみ
→節税効果が無くなったら赤字が増えていくだけになる

しかもこのような物件を自分は2件買ってしまったのです。

この仕組みに気付いた自分は売却できるか不動産会社に見積を依頼。

【1件目】
ローン残債:2,810万円
一次売却見積額:2,500万円

なんと-310万円!!

【2件目】
ローン残債:2,026万円
一次売却見積額:1,750万円

なんと-276万円!!

合計-586万円!!?
※これに+手数料がかかります

現在この物件たちは清算中です。
損失額:未確定(巨額になることは確定)

清算の結果はまた別途書きます。近日公開。

2. お金の失敗で失ったもの

お金の失敗で失ったものは多数あります。

2.1 お金そのもの

ナンドーの損失額合計:新車のレクサスが買える

2.2 お金以外

①時間

お金の失敗は同時に時間も失います。

ギャンブルで得られた経験は何もありません。
これは完全に「時間の浪費」でした。

必要以上の保険は、時間に対するリターンが低かったことになります。
ちゃんと保険と投資信託を分断して考えれば、必要な保険を賄った状態で資産運用できます。
これは「時間を生かせなかった損失」です。

ソーシャルレンディングも保険と同じです。

そして、ワンルームマンション投資はこれらの比ではありません。
時間が経つほど損失が大きくなる、「時間を敵にしてしまった失敗」です。
資産運用で時間が敵になるとか最悪です。

②信用

お金で失敗する人は同時に信用も失います。

ギャンブルやっている人は信用されません。
また、損失の出る金融商品を安易に他人に勧めたら、その人も損失に巻き込むことになります。

自分は発信する機会がなかったのもあり、こういった商品を他人に勧めたりしなかったのはまだよかったです。

3. この失敗から学んだこと

本日の結論をもう一度。

①知識が無ければお金は逃げていく
②お金の失敗で失うものはお金だけではない

失うものはお金だけではありません。
時間も信用も失います。
そして誰も責任を取ってくれません。

知識が無ければお金は逃げていきます。
自分はギャンブルも、必要以上の保険も、ぼったくり金融商品も、ろくに勉強しないでやっていました。
これは損する典型です。

保険やぼったくり金融商品はFPの勉強をすればわかります。
FP3級の勉強をしておくのは非常に有効です。

何もしないで楽してお金が増えるというのは存在しません。
あるとしたら、それは詐欺かぼったくりです。

自分のこの経験が読んでくださった方の教訓になれば幸いです。

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また、お気付きの点や、ご意見がありましたらコメント欄へお願いします。

それでは、今日も一日ご安全に!

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