こんにちは。ナンドーです。
このブログでは、自分の実体験をもとに色々役に立つ情報や雑記を記載していきます。
本日のテーマは「『厳選』は何のため?tsumiki証券について」です。
このブログでは、株式運用をして資産形成することを推奨しています。
そのためには証券口座を開設する必要があります。
しかし、いざ口座開設をしてみたらこんなことを感じる方もいると思います。

なんか色々情報が多すぎて圧倒される…

「国内株式」「海外株式」「投資信託」「FX」…いっぱいあってわからない!
扱っているものが多い証券会社は、初心者にとっては逆に入りづらい門のように見えてしまうと思います。
そんな方がこれを見たら救世主のように見えるかもしれません。
それがこの「tsumiki証券」です。
非常にポップなデザイン。
楽天証券では約2500銘柄から選ぶことができるのですが、この「tsumiki証券」はたった4銘柄しかありません。

多すぎて迷ってしまう貴方に、私たちが予め厳選したものをご紹介しましょう
コンセプトはこんな感じでしょうか?

これなら選ぶのも簡単だし、初めはここからやってみようかな!
さて、これは正しい選択でしょうか?
本日はこの「tsumiki証券」がどういったものなのか紹介します。
「tsumiki証券」とは、エポスカードを持っている方を対象に、エポスカードを使って投資信託を買える、というものです。

1.1 ポイント運用との違い
先日「エポスカードを使ってのポイント運用」を紹介しました。
エポスカードのポイント運用の対象商品と、「tsumiki証券」で買える商品は実は同じです。

しかし、色々運用の仕方が異なるのでこちらについて記載します。
・対象は「エポスプラチナカード・エポスゴールドカード会員」のみ
・ポイントだけを使って投資信託を購入する
・100ポイントから投資可能
・都度購入
・エポスカード所有者なら誰でも購入できる
・ポイントと現金を併用して投資信託購入する
・購入最低金額は3000円
・毎月購入する積立型
「tsumiki証券」は簡単に言うと積立型の投資信託ということです。
ポイントだけではなく実際の現金も使うことになるので「ポイントを使ったゲーム感覚」とはちょっと行かないですね。
1.2 「tsumiki証券」で選べる商品
「tsumiki証券」で選べる商品は以下の4種類となっています。
・セゾン資産形成の達人ファンド
・コモンズ30ファンド
・ひふみプラス
メリットとしては下記です。
・すべて「つみたてNISA対応商品」で、国の一定の水準をクリアしている
「つみたてNISA」とは、毎年40万円まで積立投資額が非課税で運用できる、という国の制度です。
この「つみたてNISA」の認定可否は金融庁が厳しく基準を設けています。
なので、「つみたてNISA対応」ということはそれだけで金融商品として安心できるものと考えて大丈夫です。

このことからこの「tsumiki証券」で扱っている商品自体は特に問題がないものといえそうです。
結論から言うと「この4つから選ばなければならない理由は無い」というのが自分の意見です。
この「tsumiki証券」、投資において一番気にしなければならないものがどこにあるのかなかなか見えません。
そう、「手数料」が各商品毎に書かれていないのです。

でもちゃんと国が認めている商品だし、問題ないんじゃないの?
そう考えてしまうのは非常に危険です!!
実は手数料は一番下にしれっと書いてあります。
「信託報酬最大1.35±0.2%?」ということは「手数料が最大1.55%」ということです。
この数値を高いと思ったか低いと思ったかで、後々に大きな差が出ます。
この手数料は、はっきり言って「かなり高い」です。
こういった金融商品は「いかに手数料が安いものを選ぶか」というのが大前提になります。
手数料が1%を超えるものはまず選ぶべきではない、と考えていいでしょう。
では他の商品の「信託報酬」はどれくらいなのか比較してみましょう。
3.1 「信託報酬」とは
「信託報酬」とは投資信託をする上で毎年かかる運用コストです。
投資信託は証券会社に依頼して投資をしてもらっている、というものなので
運用費用を証券会社に払う必要があります。
それが信託報酬と考えてもらえばいいです。
毎年かかるコストなのだから、高いとその分利益を圧迫します。
なので信託報酬はなるべく低いものを選ばなければなりません。
3.2 いい商品である程、信託報酬は安い
米国株の優良投資信託商品といわれている
「eMAXIS Silm米国株式(S&P500)」の信託報酬は0.0968%です。
いい商品であれば、その分だけたくさんの人が購入しているので、信託報酬といった手数料を下げられる、というわけです。
「tsumiki証券」で扱っている商品の実際の信託報酬は下記です。
楽天証券でも同じ商品が売られていますので、こちらから引っ張ってきました。
これを見ると、4商品中3商品が1%を超えており、どれだけ割高であることがわかるかと思います。
簡単に選べて、毎月自動で積立ててくれるという点では非常に便利でしょう。
でも「この商品が割高である」と知った皆さんは、それでもこちらの商品を使う理由があるでしょうか?
ポイント運用は始めの入口として、ゲーム感覚としてオススメです。
でも本格的にやるのであればどうでしょう?
最終結論はご自身の判断でお願いします。
本日は「『厳選』は何のため?tsumiki証券について」を書きました。
簡単で、わかりやすい金融商品というのは非常に使い勝手はいいと思います。
しかし、あとちょっとの手間を惜しんで、安易に商品を選んでしまうのはオススメできません。
それはもしかしたらサムネイルのような下がスカスカの積み木であるかもしれません。
やはり、王道の証券会社を使うのが一番の近道であると思います。
株を始めるには証券口座の開設が必要です。
自分が一貫してオススメしている証券会社は、「楽天証券」と「SBI証券」です。
初めて証券口座を開かれる方は「楽天証券」がオススメです。
「楽天証券」の口座開設方法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

SBI証券の口座開設リンクはこちら。
窓口のある証券会社にはいかないようにしてください。
手数料の高い投資商品を買わされてしまいます!!
理由については下記記事をご参照ください。

上記で紹介しました「eMAXIS Silm米国株式(S&P500)」などはオススメできる投資信託の1つです。
その他、オススメの投資信託および株式は下記動画を参照ください。


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それでは、今日も一日ご安全に!
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