こんにちは。ナンドーです。
このブログでは、自分の実体験をもとに色々役に立つ情報や雑記を記載していきます。
本日のテーマは「繊細さんのやり方から学ぼう!『「繊細さん」の知恵袋』(武田友紀)について」です。
前回のブログで『「繊細さん」の本』について紹介しました。
今回紹介する『「繊細さん」の知恵袋』は「繊細さん」シリーズの第3巻となります。
(第2巻は持ってなかったのでまた気が向いたら…)
詳細は前回のブログをご覧ください。

この「繊細さん」の特徴は、一見マイナス要素のように見えますが、場面によってはとってもいい方向に働きます。
そして、繊細さんではない人→「非・繊細さん」には感じられないことを体験することもできるのです。
本日はこの『「繊細さん」の知恵袋』について紹介します。
本日も最後までご覧ください!
まずは『「繊細さん」の知恵袋』の構成、どんな内容が書かれているのかについて説明します。
1.1 『「繊細さん」の知恵袋』の構成
この「繊細さん」シリーズの本は3冊出ています。
前回紹介したのは第1巻『「繊細さん」の本』でした。
今回は、第2巻『「繊細さん」の知恵袋』です。
まずは章の構成。
序章 「繊細さん」が人間関係も仕事もラクになるコツ
第1章 人間関係で悩んだときの知恵袋
第2章 仕事で悩んだときの知恵袋
第3章 日々の悩みを解決する知恵袋
第4章 「繊細さん」の素敵なところを活かす知恵袋
『「繊細さん」の本』では『「繊細さん」とは?』といった最初の定義を詳しく説明していました。
それに対し、『「繊細さん」の知恵袋』は著者の武田さんがカウンセリングした方の事例紹介がメインです。
実際の「繊細さん」たちにインタビューして、こういった場面ではどうしているか、といったノウハウが詰まった形となっています。
また、前回よりも漫画が多く入っていて、非常に読みやすくなっています。
「非・繊細さん」も学ぶことが多いと思います。
ここでは、インタビューを通して、筆者がまとめてくれた「繊細さんに学ぶ3つのポイントと5つの力」を紹介します。
2.1 「繊細さん」が元気に生きる3つのポイント
筆者の武田さんが、繊細さんの仕事や人間関係のご相談に乗ってきた経験から、繊細さんが元気に生きるためのポイントは次の3つであると紹介しています。
①繊細さんと非・繊細さんの違いを知り、自分の繊細さを大切にする
繊細さんは感度がとても高いので、誰も気が付かないようなところに自然と気が付いたりするそうです。
それは非・繊細さんから見たら「細かいなー」とか「考えすぎなんじゃない?」といった具合にとらえられることもあります。
繊細さんはそう言った指摘をさらに気にしてしまい「自分は周りと違うんじゃないか?」と思いつつも、その感覚の違いがわからず苦労してしまうそうです。
しかし、感覚なんて誰でも違います。
間違い探しが得意な人も苦手な人もいるし、大きな音が好きな人も嫌いな人もいます。
「自分とは違いがある」ということだけ認識すればいいのです。
筆者はこのように教えてくれています。
自分を大切にしていきましょう。
ちなみに自分は下記の2つの商品の違いに気付かず、間違ったことがあります。
さて、皆さんはこの違い、わかるでしょうか?(※角度の違いは無視してください)
すぐに気付いた人は繊細さんかも!!
これ間違えて買うとショックでかい…。
②本音と感性を大切にする
繊細さんは他の人では感じられないような鋭い感覚をも持っています。
他の人は気にならないことが気になってしまうので、それは時に「周りと違うのはよくないから直さなくては」と思って自分を責めてしまう事が起こりやすくなります。
しかし、どんなに違っていても自分が感じたそれは本当の感覚です。
自分が「こう思う」「こう感じる」という感覚を自分自身で受け止めるのが大切です。
③自分に合う環境を選ぶ
繊細さんは周りの環境に影響を受けやすい性質を持っています。
なので、自分に合わない環境にいると人一倍消耗してしまうとのこと。
しかし、自分に合う環境にいれば周りから元気をもらって、さらに元気になれるそうです。
つまり「繊細さんは環境によってはものすごい力を発揮できる」ということです。
「生きづらい」「人と違って大変」というマイナス部分だけではない、ということですね。
2.2 「繊細さん」の強みになる5つの力
ここでは繊細さんが、その特性から強みになることを具体的な事例として紹介してくれています。
①感じる力
・誤字脱字を見つけるのが得意
・機械の調子が悪いのを見抜いて故障を察知できた
②直感の力
・考えなくても一瞬でパッと答えがわかることがある
・心の機微を察知して人に寄り添うことが出来る
③考える力
・全体を眺めて先を読むことが出来る
・顧客のことを考えて、かゆいところまで手が届くほど細やかにできる
④表現の力
・相手の人となりを感じ取ってわかりやすく伝えることが出来る
⑤良心の力
・共感力を生かして相手の気持ちに寄り添ったサービスができる
・相手の考えていることを読み取れるのでホスピタリティーに優れている
これらを持っているとはとても思えない自分は、やはり非・繊細さんと思われ…。
本日は「繊細さんのやり方から学ぼう!『「繊細さん」の知恵袋』(武田友紀)について」を書きました。
繊細さん自身は「生きづらい感覚」を持っていると思っているかもしれません。
でも、非・繊細さんである自分は色々気付かなかなくて困ったり、間違っていることがわからなかったり、人の気持ちがわからなくて大変です。
それは凄くうらやましく見えたりします。
人は誰しも、無いものねだりをしてしまうものです。
自分の持っている特性に自信を持っていきましょう!
本書は、繊細さんは繊細さんとして、自分の強みを生かす生き方が学べる本です。
そして、非・繊細さんも「あの人は繊細さんなのかも」とか、「こういったことは繊細さんにお願いした方がいいのかな?」とかできると思います。
双方にいい学びになれると思いますので、読んでみてはいかがでしょうか?
「繊細さんシリーズ」の本を読んでみたい、と思った方は下記リンクより購入できます。
また、動画の紹介もしておきます。
前回の『「繊細さん」の本』と同様に、本書について「非・繊細さん」の中田さんが、非常にわかりやすく説明してくれています。
「嘘をついていい」「ずる休みしていい」「人を嫌っていい」「それをやって中田は元気!」
これがわかります。

繊細さんテストの答えはこちら。
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それでは、今日も一日ご安全に!
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