【書籍の話】第9回 お金の基本を勉強をしよう!『漫画 バビロン大富豪の教え』について

お金を増やす

こんにちは。ナンドーです。
このブログでは、自分の実体験をもとに色々役に立つ情報や雑記を記載していきます。

本日のテーマは「お金の基本を勉強をしよう!『漫画 バビロン大富豪の教え』について」です。

このブログでは投資について何点か紹介をしています。
投資を行うためにはまずその資金が必要です。
しかしお金って思うように貯まらない、という方が多いのではないでしょうか?

会社で働く年を重ねるにつれ、徐々にでも収入は上がっているはずなのに
なぜか貯金残高が増えていかない、ふと見たら逆に減っている
「誰か俺の銀行口座からお金抜いた!?」(←抜いてません)
なんて経験があるかと思います。

この『バビロン大富豪の教え』では
お金を稼ぐ、貯める、増やす、守る、使う、この5つの方法について
わかりやすく紹介をしています。

非常に読みやすく、お金に対して何を注意し、どう活用していくのがいいのかを
わかりやすく学ぶことができる本です。

本日はこの本について紹介をしたいと思います。

これが名シーン。

1.【始めに】『バビロン大富豪の教え』とは?

『バビロン大富豪の教え』は、ジョージ・S・クレイソン氏によって1926年に
アメリカ発売された90年も読み継がれている名著です。
今回は読みやすい漫画版の方を紹介します。

ストーリーはこんな感じです。

舞台は古代バビロニア。
そこに住む貧しい少年のバンシルは、大富豪のアルカドから
大富豪になるための知恵をもらい、旅に出るよう試練を受ける。
その試練とは、金貨の入った袋を渡され
「この金貨の袋を2倍にして戻ってこい」というものだった。幾多の試練を乗り越え、再びバビロニアに帰ってきたバンシル。
果たしてバンシルは大富豪になれるのか?

前半は少年時代のバンシルがアルカドからの教えを受けて
バビロニアに帰ってくるまでの成長期。
後半は一旦、地に落ちたバンシルが復活し
バビロニアを治めるまでの復活期となっています。

そんなにページ数も多くないため
1時間もあれば読むことができると思います。

主な教えは前半に集中しているので
後半は軽く読む感じでも大丈夫です。

一応、原版の書籍も貼っておきます。

2.【結論】大富豪になる方法は紀元前から変わらない

この物語の舞台となる古代バビロニアというのは
紀元前18世紀から紀元前4世紀ぐらいまで測れるに栄えた王国です。

そんなもう2000年も昔の教えというものが
今でも語り継がれているということは
この教えというものは非常に普遍的であるということがいえます。

この本に書かれている重要なものが
バンシルがアルカドより教えてもらう「7つの教え」というものです。
それがこちらです。

①収入の1/10を貯金せよ
②欲望に優先順位をつけよ
③蓄えた金に働かせよ
④危険や天敵からお金を堅守せよ
⑤よりよきところに住め
⑥今日から未来の生活に備えよ
⑦自分こそを最大の資本にせよ

この「7つの教え」をみて
「難しい」と思うか「簡単」と思うか、皆さんはどちらでしょうか?

3.【詳細】『7つの教え』の詳細を紹介

この「7つの教え」の内容について解説します。

①収入の1/10を貯金せよ

卵が10個入った籠から、一日9個の卵を使い
またその籠に10個の卵を入れる…これを毎日繰り返したら
籠の中の卵はどうなるでしょうか?

「下の方の卵が腐る」という答えはやめてください(笑)

そのうち、籠の中から卵が溢れ出すことになります。
収入よりも少ない支出で暮らせば自然とお金は貯まるということです。

つまり、初めから収入の1/10はなかったものと考えて
残りの9/10で生活をしなさい、という方法です。

②欲望に優先順位をつけよ

①の「それが難しいんだよ…」という方がいるかもしれませんが
本当にそうでしょうか?

冒頭に「収入が上がっているのにお金が貯まらない」という例を出しました。
これは「収入の増加と共に支出も増加している」ということです。

人は、収入が増えればその増えた分だけ生活水準をあげたりして
より多くのお金を使おうとします。

例えば、もっと広い家に住みたいと思ったり
新しい車を買おうと思ったり
毎年行っている旅行を、ちょっとグレードアップしたホテルしたり…。
でもこれは本当に必要なことでしょうか?

本書では述べています。

「欲望に順位を付けることにより、収入の9/10で叶えられる範囲で生活し
それを超えるものはすっぱりと諦める!」

でもこれは、「お金がないなら贅沢するな」ということではありません。
自分の分相応の範囲をちゃんと考えた上で欲しいものを考えれば
本当に欲しいものが何なのか見えてきますよ、という教えです。

無駄にグレードアップしないようにしましょう。

③蓄えた金に働かせよ

まさに投資です。

①、②で増やしたお金をただそのまま持っているのではなく
投資によって増やしましょうという教えですね。

④危険や天敵からお金を堅守せよ

③までやって、せっかくお金を貯めて増やしたのに
このお金を失ってしまっては元も子もありません。

人間はお金が貯まってくると、リスクの高いものに挑戦しようと思いがちです。
こんなときに、何か怪しげだけど魅力的な商品に誘われたらどうしますか?

自分の感覚を信じて突き進むか、それとも見送るか…。

答えはどちらも✖です。

こんな時は自分一人で判断せず、その専門家にアドバイスを求めましょう。
この時に家族や、投資を行っていない友人などに
アドバイスを求めるというのはあまりお勧めしません。

なぜなら、その人たちはその道の専門家ではないからです。
よく知らない人にアドバイスを求めても、期待できる答えは返ってきません。

皆さんの知人の中も、1人くらいは専門知識を持たれた方がいると思います。
その信頼できる人に話を聞いてみましょう。

⑤よりよきところに住め

「②で『収入が上がっても生活水準を変えるな』ってのと

相反するじゃないか」と思うかもしれませんが、これはちょっと違います。

ここで言うより「よりところ」というのは、自分の仕事場に近いところや
生活がしやすい所を指します。

自分の働く環境を良くすることで、より稼ぐ力を上げられるようにしましょう
ということです。

通勤に2時間かかる、という場所から引っ越して
通勤時間を30分にできれば往復3時間分別のことができます。

これは必要な経費と考えていいと思います。

⑥今日から未来の生活に備えよ

これは保険のことを言っています。

と言っても「生命保険に入れ」という話ではありません。

持っている財産全てを投資に回してしまったら
何かが起こった時に自分を守れるお金が全くないという状況になります。

なので、何かが起きた時にでも必ず対処できるだけの
最低限のお金を蓄えておきましょう、というのがこの教えです。

大体、サラリーマンであれば月の必要支出額の半年分
自営業であれば1年分の貯えがあれば問題ないといわれています。

「自分の支出額なんてわからない!」という方はまず計算しましょう。

⑦自分こそを最大の資本にせよ

ここまでお金そのものを増やすための方法を述べましたが
一番大切なのは自分自身が資本となることです。
そのためには、勉強し健康でいることが大切です。
無理をし過ぎないようにしましょう。

これが「7つの教え」です。

自分は毎日YouTubeで拝聴している「リベラルアーツ大学」では
お金に困らない生活を送るには
「お金にまつわる5つの力」を育てることが必要と述べています。

それは「稼ぐ力、貯める力、増やす力、守る力、使う力」の5つです。
ここで紹介されている「7つの教え」はまさにこの5つの力そのものです。

①収入の1/10を貯金せよ      →「貯める力」
②欲望に優先順位をつけよ    →「使う力」
③蓄えた金に働かせよ          →「増やす力」
④危険や天敵からお金を堅守せよ →「守る力」
⑤よりよきところに住め     →「使う力」
⑥今日から未来の生活に備えよ  →「稼ぐ力」
⑦自分こそを最大の資本にせよ  →「稼ぐ力」

バビロンの教えは凄い!

リベ大の書籍もリンクを貼っておきますので、5つの力について詳しく知りたい方は
是非ともお手に取ってみてください。絶対値段以上の価値はあると思います。

4.【まとめ】お金と真摯に向き合いましょう

本日は「お金の基本を勉強をしよう!『漫画 バビロン大富豪の教え』についてに」を書きました。

最新のビジネスや投資方法、金融商品など
様々な情報がインターネットやテレビなどでも溢れています。

しかし根本にある大切な概念というものは昔から全く変わっていません。
それも2000年間です。

正しい志を持って、お金に対して真摯に向き合うことで
いいお金の循環というものが生み出せるのではないでしょうか。

もし、書籍を読むのが大変だ、という方はこちらのYouTube大学でも
紹介しているのでご覧ください。

でも全部見ると1時間くらいあります。。。
人によっては本を読んだ方が早いかも。

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それでは、今日も一日ご安全に!

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